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●バロスが今季2勝目を飾る
MotoGP世界選手権シリーズ第16戦バレンシアGPは5日、スペイン・バレンシア(1周=4.005キロ)で決勝が行われた。MotoGPクラスでは、アレックス・バロスが、ホンダ4ストロークマシンRC211Vで、同マシンを乗るワールドチャンピオンのバレンティーノ・ロッシとの接戦を制し、今季2勝目を飾った。
レース序盤は、バロス、ロッシ、ビアッジ、加藤ら、4台がトップグループを形勢する。徐々に後続を引き離しにかかるバロスだが、ロッシも負けじと追走。17ラップにロッシを前に行かせるバロスだが、すぐにトップを取り返しその後は終始トップをキープ、最終ラップの第一コーナー進入で、バロスはリアタイヤを滑らせすぎるが速やかにリカバリー、そのまま今季2勝目の勝利飾りロッシの年間最多タイ12勝目となるのを阻止した。
★元世界王者の原田哲也が引退
元250ccクラスチャンピオンであり、日本を、そして世界を代表する原田哲也が、2002年最終戦バレンシアGPを最後に現役を引退することを表明した。原田は93年に250CCクラスでチャンピオンに輝き、その後もトップライダーとして活躍し数々の名勝負を繰り広げてきた。原田は「今はすっきりした心境。ライダーは勝ちたいと思ってレースに出るのだから、それが出来なくなったら続ける意味もない。」と心境を語った。会見場に姿を見せたビアッジも生涯のライバルの引退に「テツヤは僕の真のライバルだった。世界は彼の引退を悲しむだろう」と悲しげに語った。
★上田昇も引退を正式表明
日本人ライダーとしては最年長のベテランライダーの上田昇(35)は、今シーズン限りで125ccクラスから250ccクラスへの転向を検討していたが、いい体制が作れずついに現役を断念を表明した。91年の日本GPでのデビュー戦で劇的なポールtoウィンを飾って以来、12年にわたって125CCクラスのトップライダーとして君臨してきたが、ここ数年は大きなケガが続き不本意なシーズンを過ごしていた。「このレースを最後に引退します。GPの年齢制限の問題もあって、来年に向けていい体制が作れなかった。生涯現役ライダーでいたかった」と最後に語った。
★125はA・ヴァンサンがチャッピオン
125cc決勝は、A・ヴァンサン(アプリリア)が念願の初タイトルをものにした。逆転連覇に望みを託していたM・ポジャーリ(ジレラ)は7位に終わり、ラストレースとなる上田は転倒リタイアとなった。
| 順位 |
ライダー |
チーム |
マシン |
タイム |
| 1 |
A. バロス |
West HONDA Pons |
Honda |
47' 22.404 |
| 2 |
V. ロッシ |
Repsol Honda Team |
Honda |
+0.230 |
| 3 |
M. ビアッジ |
Marlboro YAMAHA Team |
Yamaha |
+15.213 |
| 4 |
加藤大治郎 |
Fortuna HONDA Gresini |
Honda |
+22.504 |
| 5 |
宇川 徹 |
Repsol HONDA Team |
Honda |
+35.165 |
| 6 |
中野真矢 |
Gauloises Yamaha Tech3 |
Yamaha |
+50.169 |
| 7 |
J. v. d. グールベルグ |
Kanemoto Racing |
Honda |
+1' 3.814 |
| 8 |
J. マクウイリアムス |
PROTON Team KR |
Proton KR |
+1' 5.079 |
| 9 |
O. ジャック |
Gauloises YAMAHA Tech 3 |
Yamaha |
+1' 8.312 |
| 10 |
阿部典史 |
Antena3 Yamaha D'antin |
Yamaha |
+1' 8.312 |
| 11 |
J. ホプキンス |
Red Bull Yamaha WCM |
Yamaha |
+1' 26.241 |
| 12 |
A.ピット |
Kawasaki Racing Team |
Kawasaki |
+1' 27.427 |
| 13 |
S. ジベルナウ |
Telefonica Movistar Suzuki |
Suzuki |
+1lap |
| 14 |
原田哲也 |
Pramac Honda Racing Team |
Honda |
+1lap |
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